春先に中国大陸から舞い降りてくるのが「黄砂
特に韓国ではその影響が大きく、国内では九州地方も黄色く霞む日が多々あり、熊本では約60日間も観測されるそうです。今回この黄砂を話題とした理由として、『ウイルスは黄砂と同じように飛来しないのか?』という疑問を持ったからです。まずサイズ感を調べると、黄砂=約4μmに対し、ウイルスは0.1μmと言われており、ウイルスは黄砂の1/40の大きさとなり、黄砂よりも軽い事が分かります。

まさか中国からウイルスが飛んでくることは無いとは思いますが、空気中で最低2~3時間は感染力を持つと言われていますので、飛沫に含まれたウイルスが乾いて空気中を浮遊するという事は十分に考えられる事です。

これまで「飛沫感染」をメインに感染対策が採られてきましたが、今になって『空気感染』『エアロゾル感染』が注目され始めました。飲食店のアクリル板も『瞬間の飛沫』は避ける事が出来ても、表面には24時間近くウイルスが残ります。さらに飛沫が乾燥すれば『浮遊』し始めます。黄砂よりも軽い『ウイルス』の動きをいかに抑えるかがこれからのテーマです。

TOP