一般の電気と同様に、静電気にも【プラスの静電気】と【マイナスの静電気】があります。また空気中に十分な水分があると「プラスイオン」「マイナスイオン」に変化すると言われております。ですので乾燥しているほど「静電気」が起きやすくなります。

以前からマイナスイオンは「身体に良い」という仮説があり、それを基にした空気清浄機などが弊社をはじめ各メーカー様が製造販売しております。逆に身体に悪影響を及ぼすと言われているのが「プラスイオン」です。でも本当に「マイナス」は良くて「プラス」は悪いと言い切れるのでしょうか?

そもそも同じ「静電気」ですから、「プラス」も「マイナス」も概念は同じものであると私は捉えています。ただ「プラスイオン(静電気)」が身体に悪影響を与えるという「仮説」を立てる事が出来ます。それは「ウイルス」や「花粉」などが持つ、「帯電列」という電気特性です。

【プラス】は【マイナス】に【マイナス】は【プラス】に引き寄せられるという特性があります。これを『クーロン力』と言います。

さて、ウイルスや花粉に関してはどうなっているのか、これらは「マイナス」に帯電しやすいという特徴があります。
ですので理論的にはウイルスや花粉は「プラスの静電気」に吸い寄せられるという現象が起こります。

人間は「プラスの静電気」に帯電しやすく、ウイルスや花粉は「マイナスの静電気」に帯電しやすいという性質があるので、目に見えない大きさのウイルスや花粉は、人間の衣服に吸い寄せられ、それが呼吸器から入り、感染してしまうとケースがほとんどです。ですから『プラスの静電気」は身体に悪影響があると言われているのです。では人間の身体をプラスに帯電させないようにするにはどうすればよいのでしょう?

 

 

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